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クリンダマイシン・アクアチム・ゼビアックス - どう違う?

  • 執筆者の写真: SC オンラインクリニック
    SC オンラインクリニック
  • 3月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月11日


クリンダマイシン・アクアチム・ゼビアックス - どう違う?

クリンダマイシン・アクアチム・ゼビアックス - どう違う?

ニキビ治療に使われる外用抗生剤には、クリンダマイシン、アクアチム、ゼビアックスなどがあります💊。

炎症を伴う赤ニキビには、外用抗生剤が必須の治療薬となります。これらを常備しておくことで、急にニキビができた時にすぐに治療を開始できるので安心です♨️

今回は、それぞれの違いを解説します!


✅ クリンダマイシン・アクアチム・ゼビアックスの特徴

薬剤名

有効成分

分類

塗布回数

製剤

特徴

ダラシン

クリンダマイシン

リンコマイシン系

1日2回

ゲル

長年使用されているが、比較的効果が穏やか

アクアチム

ナジフロキサシン

ニューキノロン系

1日2回

クリーム・ローション

ゼビアックスと同じグループ、使いやすい

ゼビアックス

オゼノキサシン

ニューキノロン系

1日1回

クリーム・ローション

最も強力な抗菌作用を持ち、1日1回でOK


✅ それぞれの効果の違い

ダラシン(クリンダマイシン)

昔からある定番の外用抗生剤で、多くの患者さんに使用されてきました。 ✅ ただし、最近では耐性菌の問題も指摘されており、新しい薬と比べると効果がやや弱い傾向があります。


アクアチム(ナジフロキサシン)

ニューキノロン系抗菌薬に分類される抗生剤。 ✅ クリームとローションの2種類があり、1日2回塗布が必要。 ✅ ゼビアックスと同じグループに属するが、塗布回数が多い。


ゼビアックス(オゼノキサシン)

3剤の中で最も抗菌力が強いとされる。 ✅ MIC(アクネ菌を減らすための最低濃度)が最も低く、より少ない濃度で効果を発揮。 ✅ 1日1回の塗布でOKというのが大きなメリット。 ✅ クリームとローションの2種類があり、患者さんの好みに応じて使い分け可能。


✅ ゼビアックスとアクアチム、どちらが優れている?

臨床試験では、ゼビアックスとアクアチムの効果はほぼ同等であることが示されています。 しかし、ゼビアックスは1日1回で済むため、

忙しくてスキンケアに時間をかけられない方1日2回の塗布を忘れがちな方塗る回数を少なくして肌への負担を減らしたい方

には、ゼビアックスが適しているといえます👍


✅ どの抗生剤を選べばいい?

選択肢は以下のようになります。

  • 1日2回しっかり塗れる → アクアチム

  • 1日1回で済ませたい → ゼビアックス

  • 上記2つの効果がイマイチだった → クリンダマイシン

いずれも医師の診察のもと、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です!抗生剤は

合う合わないがあるため、アクアチム、ゼビアックスよりクリンダマイシンが効くといった場合もあります。





✅ まとめ

🔹 クリンダマイシン・アクアチム・ゼビアックスは、ニキビの炎症を抑える外用抗生剤 🔹 ダラシンは長年使われているが、効果がやや穏やか 🔹 アクアチムとゼビアックスは同じニューキノロン系だが、ゼビアックスの方が抗菌力が高く、1日1回でOK 🔹 使いやすさや医師のアドバイスに応じて選ぶのがポイント

SC オンラインクリニックでは、ニキビ治療に関する専門的なアドバイスを提供しています。

💡 「どの外用抗生剤を使えばいい?」 💡 「なかなかニキビが治らない…」 💡 「ゼビアックスが気になる!」

そんな方は、お気軽にご相談ください😊✨

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