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帯状疱疹!予防接種を受けるべき!?

  • 執筆者の写真: SC オンラインクリニック
    SC オンラインクリニック
  • 3月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月11日


帯状疱疹!予防接種を受けるべき!?

帯状疱疹!予防接種を受けるべき!?

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が原因で発症する疾患です。日本でも患者数が増加しており、50歳以上の方を中心に予防接種の重要性が高まっています。今回は、帯状疱疹の症状や治療、そして予防について詳しく解説します。


✅ 帯状疱疹とは?

水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)は、初めて感染すると「水ぼうそう」を発症します🦠その後、ウイルスは知覚神経節に長期間潜伏し、加齢や免疫低下によって再活性化することで帯状疱疹を引き起こします😷

📌 帯状疱疹の特徴的な症状

痛み(神経痛)

紅斑(水疱・膿疱が出ることも)

片側性に出現(ウイルスが潜伏していた感覚神経の支配領域に一致)

重症化すると複数の神経領域にまたがることも


✅ 帯状疱疹の治療法

帯状疱疹と診断されたら、抗ウイルス薬の内服治療を行います💊

  • 治療期間:7日間

  • 早期治療が重要:発症後72時間以内の抗ウイルス薬投与が推奨

  • 痛みが強い場合:鎮痛薬や神経ブロック療法が必要になることも


✅ 帯状疱疹の予防接種について

帯状疱疹には2種類の予防ワクチンがあり、どちらも50歳以上の方が対象です💉

1. 乾燥弱毒性水痘ワクチン

水痘ワクチンとして1987年に承認、2016年から帯状疱疹にも適用帯状疱疹抑制効果:約50%帯状疱疹後神経痛抑制効果:約66%1回の接種で済むコストが比較的安い

2. シングリックス(不活化ワクチン)

2回接種が必要(2回目は2か月後)帯状疱疹抑制効果:約90%帯状疱疹後神経痛抑制効果:約90%費用:1回約22,000円(合計約44,000円)免疫が低下している方にも効果が期待できるデメリットは、コストが高い点


✅ 帯状疱疹のリスクは増加傾向!予防接種を推奨

近年、帯状疱疹の罹患者数は増加傾向にあり、50歳以上の約3人に1人が一生のうちに1回発症すると言われています。特に、後遺症として「帯状疱疹後神経痛(PHN)」や「色素沈着」が残ることがあり、生活の質(QOL)に大きく影響を及ぼします。

🔹 帯状疱疹になりやすい方 🔹

50歳以上の方

ストレスが多い方

免疫力が低下している方(糖尿病、がん患者、ステロイド治療中の方など)


✅ まとめ

🔹 帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が原因で発症し、神経痛や皮膚症状を引き起こす 🔹 発症後は抗ウイルス薬による早期治療が重要 🔹 予防接種には「乾燥弱毒性水痘ワクチン」と「シングリックス」の2種類がある 🔹 シングリックスは効果が高いが、費用が高いというデメリットも 🔹 帯状疱疹は増加傾向にあり、50歳以上の方には予防接種が推奨される

後遺症の軽減に有効です。SC オンラインクリニックはすぐに受診ができて、処方箋をご希望の

薬局にお届けします。


帯状疱疹の予防接種を検討されている方過去に帯状疱疹を経験したことがある方帯状疱疹後神経痛が心配な方

ぜひ、お気軽にご相談ください💉😊

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